2018年2月25日(日)45日目

曇り、気温は高め、若干湿度が高いが、その分気温が高く、花粉もないので楽である。週刊文春に、大阪拘置所の衛生係だったA氏による籠池氏の様子が紹介された記事が載っていたが、面白かった。どうせ拘置所で服役するなら、東京拘置所や大阪拘置所などの大物がいるところが良かったなと思う。さて、休日も今日で終わりである。心配していた孤独症はすっかりとなりを潜めてしまった。そうなってくると、休日の方が平日よりも楽しいとさえ感じてくるから不思議である。37室の懲罰は終わったみたいだ。結局、お母さんは出してくれなかったんだな。でも、労役としては1日1日消化しているのだから、すぐに出られるだろう。それでは、今日も勉強の旅へと出かけるとしようか。

「経済数学入門の入門」田中久𥝱 岩波新書

夕方、TIMEを読んで、哲学書を読んでいたらあっという間に夜になってしまった。土日の方が1日が早く感じる。

阿刀田高の「旧約聖書を知ってますか」を読み始めているが、内容も面白いし、解説もとてもわかりやすい。良書だと思う。哲学・宗教についても多少は知識がついてきただろうか。ただ頭に詰め込むだけでなく、理解して、今の私の状況に当てはめて思索できなければならない。教養とは、パソコンのOSのようなものだ、ハードは体である。しっかりハードにインストールしなければ使えないのである。

TIME誌を読むと、民主党(Democrasy Blue)寄りの記事が多いことに気づく。反トランプなのか、リベラルなのか、興味深い。また最近はロングマンの方が使いやすいと思うようになってきた。いい傾向であろう。

もうすぐ寝る時間である。慣れてしまったら、土日の方が本当に1日が早い。明日は月曜日、そろそろ移送もしくは当所執行で移動であろう。共同室はひさしぶるである。本の貸し借りなどはどうだったかかNに聞いてみよう。あとはここの担当の銀線、金線、警備隊の違いも話そう。