2018年1月25日(木)14日目

朝、外を見たら、うっすらと中庭が雪化粧してた。外からは元気なヨイショヨイショの声。懲役先輩、寒い中、ご苦労様です。

午前中、運動。隣の33歳、22歳、37歳の若いグループ。33歳と22歳は薬関係(知り合い?)37歳は1月22日に一緒だった人。薬関係の2人はとにかくうるさかった(笑)一人も嫌だが、こういうのと同室も嫌だな。33歳は、保釈か部屋移動で午後出て行った。

「控訴」-判決に不服なものが高等裁判所に審理を申し立てる制度である。ここにいる懲役たちの多くは控訴している。その理由は「寒い中の赤落ちは嫌だから」「弁当(執行猶予)の食い切り(消化)」「刑を短くしたい」「違う地域の刑務所に行きたい」などなど、うーん、面白い。

明日で、控訴期間が終了して、刑が自然確定するはずである。この生活も、そろそろ飽きてきた。

総括-日本は、社会主義的民主主義、年収が高い人から多く税金を取り、社会保障に当てている。俺は、アナーキストであって、税金を払うことを拒んだ。そう言う意味では、捕まって当然だ。「ソクラテスの弁明」でソクラテスは死刑を受け入れる理由として、人は両親のおかげで生まれた、国は親である、子が親の言うことを聞くのは当たり前であり、なおかつ、人は移民の自由が与えられているのに、そこにいると言うことは罪の裁きは受けなければならないと。まさしくその通りだ。