2018年1月31日(水)20日目
- 2020.11.14
- 判決〜拘置所
昨日はまあまあ寝れた。やはりコーヒーか。ここでは少しの変化が、体調に大きく影響を及ぼす。
朝、朝食後に、看守が入ってきて私物入れのバッグを引き上げていく。その後、担当さんと多少雑談。「刑務所は、荷物がバッグに入らんだけで処罰を受けるから、できるだけ荷物を少なくするように。」とアドバイスを受ける。その後、カゴに荷物を入れて、1階の入り口に移動。このときに、初日に会った男と再会。確か彼も1月12日に刑が確定して収監されていたと思われる。その後、刑に言い渡しを受ける。刑は3年8ヶ月、満期日は「平成33年4月17日」とのこと。もはや平成ではなくなっているが、新しい元号がまだ未定なのだろう。ところで、同じ日に確定した男の刑期は、なんと「7ヶ月」。なんてしょぼい刑期なのだ。今年の夏には出れるじゃないか。その後、官物に着替えて、新居へと向かう。
そうそう、私の新しい番号は「686番」である。最初、共同棟に向かったので、「おっ雑居か」と思ったが、残念、雑居はこの刑期が短い男だけであった。独居は寂しいので雑居の方が恋しい。私は結局、今までの「独居2階」から一つ上の階、すなわち「独3」の35室へと移動となった。新ルールは、日用品が月に1回しか買えない、本は週刊誌が週3回、月刊誌、単行本が月2回になると言われる。思ったより本は充実している。また願箋は前日の夕方に言うようにとのこと。それ以外は大体同じルールだ。朝は7時に起きて、平日は作業をするのが大きな違い。もうお菓子は食えないwその後、午前中は受刑生活のしおりを読まされて、昼にハヤシライスを食べて、散髪からの一人で運動(明日から皆で運動とのこと)そして作業は洗濯バサミの部品の仕分けだった。これが噂に聞く作業かと思うと、思わず力が入る。そして、それもようやく終わった、やっとペンが入ってこれを記している。新聞が20分見れるのは貴重である。
確定すると、食事のメニューの読み上げはなくなるらしい。また、食事の量は少なくなると聞いていたが変わらなかった。菓子が食えなくなるから少なく感じるのかもしれない。
夜、寒すぎる。。官物のメリヤスのせいか。。自分の服を着るにはタグをつける必要があるので、明日まで無理らしい。これでは英語の勉強に身が入らない。今日は休もうか。
英語、Longmanの暗記用単語26枚の1枚目を移していた。ただ書き写すだけでは覚えられない、やり方を考えよう。
就寝前、鏡を見る。坊主頭だ。懲役用のボロボロのパジャマも板について、だいぶ懲役らしい見た目になってきた。もう少し痩せれば、しっかり脂が抜けた感じが出てくると思う。
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