2018年3月19日(月)67日目
- 2020.11.19
- 考査〜配属
天気、曇り、いつもと同じ朝だが、私の心は大きく違う。何しろ、今日の朝に飯食って卒業なのだ!!と言っても本格的な刑務所に移動するだけだが。荷物まとめて、綺麗にしておこう。今日はきっと忙しいはずだ、あとで日記つけるのが楽しみだ。このノートが使えるかはわからないが。。
35室を出る前の用便時に中庭の桜をみる。うっすらと咲いている。まだまだ1〜2部咲きだが、満開になる前のここで見納めが、逆にいいのではないか。想像の中で、心の中で咲き続けてくれるのであろう。さて、朝9時前に呼ばれる。挨拶しながら下に降りる。サヨウナラ、京都拘置所!!28、29も同じところっぽい。そして言い渡し、その先は、なんと。。。
「播磨社会復帰促進センターへ移送する!」
きたー!!民間だった。その後バスで2時間ほど田舎へ行く、最後のシャバだ!!でも大して面白くない…そして到着、感想は、「めちゃくちゃ綺麗!!」「現代的!!」「ALSOK!!」中に入って持ち物などチェック、クロムハーツとトムフォードのメガネは、レンズに色がついているとかでまさかの入らなかった。ブルガリで過ごすことになる。また英語の本は検閲に時間がかかると言われた。ショックだが、遅れて入ってきても入ってくれさえすればよしとする。そして官物の服に着替える。ユニクロ!?メチャクチャ着心地良し!京都拘置所の服がゴミに見える(笑)担当はかなり厳しいが、受け答えをしっかりしていれば大丈夫だろう。眉毛をいじってるだかなんだかで写真を撮られて、絶対にいじるなと言われた。気をつけなければ(汗)その後3人で飯を食って、部屋に行く。飯は「美味い!!」京都より上かも!部屋は独居だった。共同室がよかったが、仕方ない。確かここは独居が多かったはずだ。そしてココでもびっくりすることが、「中庭が部屋にある!!」「キレイ」「ベッドの部屋」「テレビ」もはやちょっとしたビジネスホテルなみのクオリティである。今までいた京都拘置所は一体何だったのか…ここにきて良かったとおもう。
その後、案内を読んで、風呂や健康診断などを受ける。大体3週間で工場に行くようだ。色々イベントがあるであろう。その後、あっという間に夕食、部屋で食べる。ここで、大相撲の中継が!!テレビ!!飯も美味かった。
その後自由時間、机もあって布団もフカフカ、ラジオとテレビ(チャンネル自由!!)ここはhavenだ。安息の地である。本に関しては、月に単行本4冊、(月刊週刊誌、3冊)と京都の方が上だが、それ以外は全てにおいて今のところここの方が上である。書類が膨大にあって今日は疲れた…残りまた明日、本が入って欲しいと思う。いつ検閲が終わるのだろう。
しかしテレビがあるだけでここまで気持ちが変わるとは…テレビを見るとバカになると言うのも分かる気がする…しかしあったほうが良いのは間違いない。今後何の本を買うか、読むか考えようと思う。そんなこんなで8時半、明日は6時半起き、布団に入るとしよう。
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