2018年3月21日(水)69日目

天気、雨、明日まで天気が悪いみたいだ。ところで今日は休日である。朝、布団を注意されないレベルで畳もうとしていたら、点検の時間になってしまった。配分を考えなければいけないな。その後朝食。今日は納豆が入る。ここの食事は京都拘置所より美味しい。テレビもラジオもないので、されにまだ本も入ってこないので、冊子を見ながらルールについて記して行くことにする。

「日本再興戦略」落合陽一、幻冬社

新聞広告

・新聞について
1月単位の申し込みで、前月の第一及び第三月曜日の受け付け。通常紙4紙、スポーツ紙4紙の中から選べる、それぞれ1紙まで。夕刊は翌日の朝刊とセット

・本の購入について
書籍 — 第二及び第四月曜日にそれぞれ2冊まで
週刊誌・月刊誌・その他の雑誌 — 第一月曜日にその中から3種類まで

・備え付けの書籍等
(1)日刊通常新聞 — 2紙(読売と産経)約20分
(2)備え付け書籍(官本)— 定期貸し出し、1回に限り貸出期間の延長が可能

・テレビ
平日 — 17:00 ~ 18:00(相撲のみ?)、 18:30 ~ 21:00
土日祝 — 9:00 ~ 11:30 , 16:55 ~ 21:00

・ラジオ
平日 — 17:00 ~ 18:00(相撲のみ?)、 18:30 ~ 21:00
土日祝 — 9:00 ~ 11:30 , 13:00 ~ 16:10 , 16:55 ~ 21:00

・刑執行開始時の指導は約3週間

・作業上の安全対策改善、生産能率の向上などに有効の創意工夫がある場合は申し出て、採用されると評価が上がる事がある。

・余暇活動の援助
(1)通信教育を受けられる。企画部門教育係に聞くこと
(2)自主学習の援助。備え付け書籍を特別に貸与されることもある
(3)クラブ活動に一人一種目入れる。定員あり

・センターの住所
〒675-1297 加古川市八幡町宗左544

ここは起床や室内運動時にクラシック音楽がラジオから流れてくる。素晴らしい。弁護士に移送の連絡をする。そういえば、まだ先日の返事がきてないが、娑婆は忙しいのだから無理に求めてはダメだ。11:30までテレビを見る。テレビのワイドショーを見てぼーっとしていると、保釈中の実家を思い出す。ここの生活の方が気が楽だ。学習用雑記ノートを見ながら勉強しよう。やれることをやらなければ、できないことを嘆くのではなく、できることを探して、創意工夫しながら教養を高めなければならない。

昼食はパンとクリームシチューと白身フライ、ジャム、コーヒー牛乳だった。特食は「元祖たこやき亭、フリトリー株式会社」うまい棒を丸めた味だ。ポテチの袋くらいあって、まあまあ多い。レベル高いな。食事や生活レベル等は、一般的な日本人より高い生活レベルにあると断言できる。前の京都はまだ施設の古さも合ったが、この近代的な監獄においては、現代の修道院のよう、いやそれ以上の生活水準であると思う。

本がない休日など、京都では考えられなかったが、ここでは思ったより辛くない。何よりも「テレビ」tellyの存在が大きいと考えられる。映像の持つ力、刺激性は凄まじいものがあるとつくづく思う。13時より午睡、ラジオのみつく、本もないので寝ることにする。

居室ない運動が午前9時45分から10時までと15時5分から20分までの2回、水曜、土曜、日曜、祝日は室内運動だろうな。

なんだかんだで夕食も終わり、本がなくても時間が潰せる。木、金ではきて欲しいが、最悪来なければノートの単語をひたすら写すことにしよう。もう1冊を開放することにする。

時間割