2018年3月22日(木)70日目
- 2020.11.20
- 考査〜配属
領置金 ¥557,648-
運動は雨で中止、12:30より室内運動になる
夢、Sさんとよく行ってた服屋の店長、そしてなぜか地元のダチとお別れ会をしてくれている。Sさんはなぜかばったり会ってしまった設定、そして酔い潰れていた。メンバーも皆まとまりがない。気がついたら目が覚めた。今朝は点検までに布団をしっかりたためた。慣れればどうと言うことはない。再び鶴を折る。
作業開始後、領置金の指印と、5冊の差し入れ本(ここは1回に3冊までだからオーバーしている旨を伝えるようにと言われる)の指印をする。タイム2冊、WEB + DB、ソフトウェアデザイン2冊の5冊だ。検査後に入るが、どれくらいかかるかは分からないらしい。月曜日の移送の時の本もまだ入らないし、検査は京都より厳しいと思う。
昼食、麺がでたが、めちゃ美味かった。夜はレバーが出た。これも美味い。普通に定食として売り出しても全く問題ないレベルだ。民間企業のノウハウがうまく反映されているのかだろうか。太陽が出た午前中に日光が居室内まで入っていた。採光性も考慮されているのか、圧迫感の全くない居室だ。ここならいくらでも入っていられる(笑)運動は今日は居室内(雨天)、中止になる基準は、京都より若干厳しいか?走ったりしたいと思う。その後、入浴、みんなで入るのだが、これが大変だった。まず、入浴に行くのにタオルを巻いて石鹸、シャンプーを持っていくのだが、巻き方が決まっている。行動は当然行進していく。着いたら、(部屋の入り方)(靴の入れ方)(服の脱ぎ方)(剃刀の借り方)(湯の使い方)(洗う順番)等々全て決まっている。しかも一人でもミスをすると、待たなければならない。これは今までのようにゆっくりと湯に浸かってと言うわけにはいかない。風呂が楽しみでなくなった。この5寮1階のルームメイトは、年寄り3人くらい、刺青1人、普通5人といった感じか。帰りは行進の先頭となる。他の人間に左右されないので先頭の方が楽かな。その後、作業の続きをやって終了。終わる際に、「お前なかなか鶴折るの早いな」と褒められら。そこまで嬉しくはないな。
思うに、ここの担当は、いや規則や京都より断然厳しい、ちょっとしたことでも烈火の如く怒号が飛んでくる。怒られたら、「はい、すいません。」と謝り侍に徹してないと大変なことになる。さすが初犯刑務所だ。そのうちだけか事故るだろう。私は多分大丈夫だ、理不尽には慣れている。
この日本の資本主義社会において、全く資本主義でない社会がある。刑務所のなかだ。ここでは資本家も労働者もいない。社会主義?共産主義?じっくりオブザーブしてみたい。しかし、資本主義の競争原理が働かないということは、ここでいくら学んでも、社会で金を稼ぐノウハウは身につかないであろう。ここは自力で頑張らなくてはならない。
明日は運動があるであろう。口談できるだろうか。そして来週には考査工場にいくんだな。来週考査工場で2週間みっちり訓練して、やっと工場に行けるであろう。本番は来週だと思っておかなくてはならない。そして本は来週くらいまで来ないと思っておいた方が良いな。
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