2018年5月19日(土)128日目

晴れ。やっと土日の始まりである。昨日は、この施設を脱走した殺人鬼と会うと言う不思議な夢を見た。何かの暗示であろうか。

さて、本日からタイムを中心とした勉強生活に戻そうと思う。今までより丁寧に読み進めることを意識する。単語力は、この4ヶ月間で元気的に向上したと思う。このペースでいけば今年中には辞書は一切なしでタイムは読めるだろう。「読む」と言うことは言葉、言語の基本となるスキルなので、ドラスティックに鍛えていく。そこができていれば「書き」と「会話」は出所してからでもいくらでも取り戻せるはずだ。

精神現象学も、相当難解な書物である。何かを思惟する際に、ここまで深く考察して考えると言う発想が今までなかったともう。

英語を「英語」で考えると言うことができない。タイムを読んで、目に入ってくる英文を、日本語に訳してから内容を理解するというサイクルから抜け出すことができない。したがって、タイムの記事を理解した後に、記憶されている記事の内容は日本語であると言う現象が起きる。この事実は、今後どういった影響が出てくるのであろうか。そもそも、英語を「英語のみ」で考えると言うことが可能なのであろうか。考える際に、私は話し言葉を使って考えている気がする。頭の中にノートを広げて思考を考えているわけではない。したがって、英語で考えるためには英語の発音や話し言葉を覚えなければならないのではないか、と言う仮説が出てくる。少し意識しながら取り組む。

夜、万引きGメンの特集を見る。まさにY本さんの捕まったやつだ。ここでの友人のケースなので、注意してみる。

  • マンズラ…万引きしそうな面
  • 万引き、日本がワースト3位、アメリカ。中国。日本
  • 被害額年間4600億円
  • 1日209人万引きで捕まっているらしい
  • お金がない、スリル、ストレスなどの原因による行為
    拝みパック…パックを2つ重ねて、服などに入れやすくする行為

ここにくるまでに、万引きで捕まる人が身近に1人もいなかったので、こう言う人種が存在することに驚く、彼らは手持ちのお金があっても、病的な衝動にかられて商品に手を出してしまうらしい。盗みと薬は再犯率が高い傾向にありそうだ。あまり反省している様子がない、と言うよりは、どう反省していいかわからなそうだ。ここに来なければ、こう言う人たちと交流を持つことはなかったと思うので、貴重な体験である。