2018年4月20日(金)99日目

晴れ、昨日と同じような1日である。夜明けの読書で資本論(三)を読了する。労働者による革命が起こるくだりまできた。現実は、革命が起きた諸国(ソビエトなど)はことごとく没落していった。共産主義では資本主義の競争力、生産力に勝てなかった。思うに、資本家による搾取に対する底なしの欲望が非常に強い原動力を持つのだろう。マルクスは主にイギリスを中心とした産業のデータを分析してこの本を書いているが、もし現代を見たらどのような結論を導き出すのであろうか。

出役後、グラウンドでの初の運動。Y本さん、T上さんとトラックを回りながら散歩をしていると、緑バッジの人から話しかけられた。昨日、コヒョウを切られたのを見て興味を持ったらしい。細かい違反のノウハウを教えてもらったが、リスクを冒してまで実践する気にはならない。彼も平成33年出所組だった。「○○さんと○○さんと、あと○○さんさんも平成33年ですよ。だから、周りの人が出所していっても、寂しくないですよ!」と言っていたのが印象的だった。その後、戻ってすぐ午前中の休憩では騒音(独居)の話になった。ここの独居の壁はかなり薄いのでトイレを流す音などがとても響くらしい。立って小便するのは、ご法度。座るのが常識だと言っていた。私も立ってしていたが(笑)音は立てないように気を使っている。そういえば1工場の時に隣にきてた若い子が立って小便するときに響いてくるジョボジョボと言う音は、ジワジワ不快な気分にさせるものだ。夜は独居でも、昼は同じ工場で働き、コミュニケーションも取るので、プチ共同生活といった感じか。

そんなこんなの1日だった。同じシマ(作業)の左隣にいるS木さんと少し話をした。この仕分け作業の辛さに共感してくれる人が見つかって嬉しい。もう慣れるしかないらしい。また、Y本さんの罪は万引きで、もう一刻も早く出たくて辛いらしい。ベテランの人に見抜かれていた。Y本さんは教養はあると思うのだが、世渡りは下手だろう。論語の中で、勇と義の両方なければだめだとというようくだりがあったのを思い出した。使い方は間違っていると思うが。とにかく、頭でっかちなだけで「闘えない」知識では意味がない。

さあ、ここから週末だ。今日は英語なくても、いいかな。たまにはゆっくり休もうか。