2018年4月25日(水)104日目

雨、今日は

腹痛で目が覚めた。珍しいことだ。昨日から「カントの時間論」を読み始めたのだが、かなり難解な書である。原文が難しいのか筆者の中島義道が難しいのかよく分からないが、カントのことをある程度理解している人でないとこの本を完全に消化するのは不可能であろう。さすが東大のセンセーだ。それでも分かるまで食らいついてみようと思う。

午前中、基礎講座の5回目、メンバーは私、Y本さん、Kさん、他3人の6名だった。要するにグループミーテイングだ。簡単なディスカッションとスピーチをした。私とY本さん以外は、経理工場の人のようだ。炊場、洗濯、1内掃等々である。5工場の腐ったような雰囲気とは違い、やはりテキパキ動けそうな人たちだ。だからと言って5工場が全員出来損ないという訳ではもちろんないが、そういう割合が多い気がする。その後はいつものようにビデオをみる。昼はパンとぜんざいだ。甘いものは腹持ちもいいので、懲役たちに大人気である。水曜の昼だけは食事中にクラシック音楽が流れるので、優雅な気持ちになる。午後も同様の流れでまったりと過ぎていく。明日はまた不毛な作業をしなければならない。人と交わらなくても良いから居室内で学習、読書をしていたいと思う。

ペイトン「世界を知ることによって、我々はいわば自分自身の精神史を形成する。」夢は夢から覚めた時に、はじめて「あれは夢だった」と認識できる。

バックトゥーザフューチャーのスクリーンプレイヤ良い教材だ。ノートに写ながら学習を進めよう。タイムではpoliteやpoliticalな表現・話題が多く、くだけた表現が載ってないのがネックだったが、この本がそれをよく補完してくれている。