2018年2月18日(日)38日目
- 2020.11.15
- 判決〜拘置所
昨日の夜は、シャバに出てから、どう生きていくかを考えていたら、気がついたら寝てしまった。「何ができるか」からの側面ではなくて「どう生きたいか」という側面から自らの理想となる生き方のモデルを想定して、それに合わせてプランを考えるというのが私の性に合っているとおもう。何になるにしても、自分の観念、ヴィジョンに一貫性がなければ、周りの人々の賛同も得られない。自分のモデルを考え出して、それに必要な能力を逆算して、そのために必要な賛同者たちを想定し、彼らに対しどのようにアプローチ、アピールすることが必要か考えること。これが処世術であると私は考える。今までは「理想となる生き方」がアウトローでアナーキズムでカブキモノの自由な金持ちのような人物を想定していた気がする。これでは国に足元をすくわれても仕方がない。そうではないモデルをじっくり考えよう。
午前中から37室のNは担当と揉めているようだ。推測すると、昨日、お母さんに速達の手紙を出して、罰金を月曜日に払ってもらって出れると思っているようだ。はたして出れるのだろうか。ところで、歯磨き粉を鼻に詰めると驚くほど鼻毛が抜けることに気がついた。こなじゃなくても効果があるのだな。楽しい。
英語、TIMEの単語調べは本にガンガン書き込んでいくことにする。週に1冊づつ来るので、どんどん書いてどんどん読んで、基本的には復習はしないスタイルとする。これでまた1ヶ月くらいやってみて判断すればよかろう。ところで、ロングマンの英英辞典があってよかった。ベーシックジーニアスだけだと出てこない単語がそこそこあルガ、ロングマンでほぼカバーできる。むしろロングマンに載ってない単語は知らなくても良いとさえ思える安心感だ。
夜、今日も終わりである。土日はゆっくりできるが、平日の方が動きがあって私は好きだ。昼はだいぶ暖かくなってきた。このまま気温も上がって欲しい。明日の天気はどうだろう。概ね曇りで雨も降らなそうだ。運動あありそうだ。運動だけが唯一の楽しみである。
官本「鍵」乃南アサ、講談社文庫
小説、耳の聞こえない高校生、25歳のフリーター、ミステリー小説だが、素直に読めて情景が浮かんでくる。東野的な作品。
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