2018年2月8日（木）28日目

昨日の夢も、忘れてしまった。すぐに忘れてしまうものなのか。

午前中、運動があった。40室、38室、33室との４人。それにしても、今日は全体で８人しかいなかった。昨日は１２人くらいいたはずだが、４人はどこに行ったのか。運動では手袋の買い方を教えてもらう。というのも、私が部屋で使っていた軍手は、実は作業が終わったら返さなくてはならないモノだったのだ。それを知らずに普通に使っていた。衛生係だからよかったものの、担当だと怒られるところだった。その後、昼に週刊誌のマークシートと手袋使用の願箋と、単行本、文庫本の図書等購入願箋を２枚もらった。何を注文しようか、ワクワクする。

さて、午後になって今度は分類に呼ばれた。その時私は足を伸ばして作業をしていたのだが、それも注意されてしまった。気をつけよう。ここでは、事前にルールを教えるということはあまりないらしい…分類では身上調査の書類を作った。学歴・家族・身元引受人・職歴・犯罪歴・病気などだ。それを元にして、京都拘置所が、私をどこの刑務所に送るか決めるらしい。ようやくスタートだ。その後、戻ってから作業をした。

（週刊誌、週刊プレイボーイ）（2/9の洗濯・メリヤス）
（本の注文　旧約聖書を知っていますか、新約聖書を知っていますか、阿刀田高）

LF英語、12/26 14/26 15/26

「死の家の記録」
p390「ときどきこうした話、というよりは、おしゃべりのうちに、退屈な日々がすぎていった！ああ、それは何という退屈な日々であったろう！長い、息のつまりそうな日々、来る日も来る日も全く同じような灰色の日々。どんなものでも良いから、せめて本でもあれば！」