2018年6月9日(土)149日目

晴れ。待望の免業日だ。ゆっくりとした週末を過ごそう。昨日のテレビで東幹久が閉所恐怖症だというのを見たが、症状が私が京都拘置所で味わったのと同一であって驚いた。つまり私が孤独症と呼んでいたあれは、閉所恐怖症だったのである。それにしてここに来てからはすっかり治ったようだが、何が違うのだろうか。おそらくテレビである。テレビを通して世の中を知れるという安心感が、発症を抑えているのだろう。さすがテレビである。

それにしてもパソコンの職業訓練というS木さんが垂らした蜘蛛の糸にすがりつくのは、もうやめにしよう。いつ糸が切れるのかわからないのだから、行ける確定する瞬間まで、今の環境の改善を考えるべきである。何よりも、自室で勉強して基礎知識を身につける事が最も大切な事なのだ。でなければここでの生活を無駄と感じ、娑婆に出てからそれを取り戻そうと反動で無茶をすることにもつながりかねない。

午睡の際にうとうとしてたら夢の中でまでタイム誌を読んでいた。起きて驚く。ついに夢にまで出てくるようになったのだ。