2018年5月12日(土)121日目

晴れ、新居で迎える新しい朝だ。この土日を使って、「虚数の情緒」を一気に読み進めよう。この本はとても志が高い本である。数学について、結果や公式でなく、それを導き出すプロセスに重きを置いているとても分厚い本だ。さながら、プチ百科事典のようなボリューム、知識量である。これを読んで、論理的思考力の強化を図ろう。

プラトンは、世界にはイデア界というものが存現すると説いた。これは「目」でみることは決してできないものだ。ヘーゲルの絶対知につながっていくかも知れないが。人生は短いので目の前の業務や快楽に囚われていたらこのようなことを考えることはなかったであろう。ただ周囲に流されながら人生を無為に過ごしていたであろう。しかしながら、これから私が挑む道は困難な道である。一度新しい概念を知ってしまったら、昔に戻ることはできないし、理解者の減少、すなわち周囲からの孤立を生むことになるであろう。それでも進む覚悟はあるのか、答えは言うまでもない。

「報道特集」を見る。中国でも高齢化社会が進んでいくらしい。日本の介護ノウハウにも注目が集まっているようだ。少子化も問題で、2015年に一人っ子政策は撤廃されたが、改善されていないらしい。